こんにちは。栃木市の工務店・松本住建です。
私たちは、住まいづくりを通じて“家族の未来を守る”ことを大切にしています。
その中でも、今とくに注目されているのが「高耐久住宅」です。
せっかく建てた家が10年、20年で不具合だらけになっては、安心して暮らせません。
建てるときから“長く丈夫に保つ”ことを考えた家こそが、高耐久住宅です。
高耐久住宅とは?
高耐久住宅とは、構造・素材・設計の工夫により、年月が経っても劣化しにくく、安心して長く住める住宅のことを指します。
新築時の見た目だけでなく、「20年後、30年後の暮らし」を見据えた設計がされているのが特徴です。
ポイントは、見えない部分へのこだわり。
たとえば、床下の湿気対策や、壁の中の通気、構造材の耐久処理など、地味に見えても住宅の寿命に直結する部分に力が入っています。

なぜ今、高耐久住宅が注目されているのか?
ここ数年で「高耐久住宅」のニーズが大きく高まっています。背景には、以下のような社会的な変化があります。
- 自然災害が増加している:地震・台風・豪雨など、日本の住宅は常に自然の脅威と隣り合わせです。
- 家の「長寿命化」への意識:建ててすぐに住み替える時代から、人生を通して「住み継ぐ」価値観へ。
- 中古住宅市場の変化:耐久性の高い住宅は、資産価値が下がりにくく、将来の売却にも有利です。
- メンテナンスコストを抑えたい:初期投資を適切に行うことで、10年後・20年後の修繕費が大幅に軽減されます。

高耐久住宅の4つの主要ポイント
1. 構造材が強く、長持ちする
耐久住宅の基礎となるのは、「構造の強さ」です。
使用する木材には防腐・防蟻処理を施し、湿気や虫害に強い素材を採用します。
また、構造計算に基づいた設計で、地震にも強い耐震性を確保します。
見えない「骨組み」の品質こそが、家の寿命を大きく左右します。

2. 湿気や結露への対策がされている(第一種換気)
高耐久住宅において湿気対策は非常に重要です。
とくに日本のような高温多湿な気候では、結露が構造材の劣化やカビの発生につながるため、しっかりとした換気計画が必要です。
松本住建では、「第一種換気システム(全熱交換型)」を採用することで、室内外の空気を計画的に入れ替えながら、湿気をコントロールしています。
第一種換気は、
- 給気・排気の両方を機械で制御する
- 熱交換器によって、外気温の影響を受けにくい
- 室内の温度と湿度を一定に保ちやすく、快適性が高い
といった特長があり、断熱性・気密性の高い住宅との相性も抜群です。
この換気方式によって、壁内結露やカビの発生を未然に防ぎ、家の寿命を大きく伸ばすことができます。

3. 外装材が耐候性・耐久性に優れている
外壁や屋根は、常に雨風や紫外線にさらされています。
そのため、高耐久住宅では、耐久性・防水性に優れた屋根材(例:ガルバリウム鋼板)や、耐候性の高い外壁材を採用します。
また、軒の出(屋根の張り出し)を長くとることで、外壁への雨当たりを軽減する設計も効果的です。
使用画像:
出典:photoAC(外壁屋根)
4. メンテナンスのしやすさが考慮されている
高耐久住宅では、将来の修繕や点検を見越した「メンテナンス設計」も重視されます。
床下や天井裏の点検口を確保することで、何十年先でも容易に設備交換や調査が可能です。
また、外壁や屋根の交換がしやすい工法を選ぶことで、住みながらのメンテナンスも負担が少なく済みます。

高耐久住宅は、こんな方におすすめです
- 将来の修繕費を抑えながら長く安心して暮らしたい
- 子どもや孫の代まで、住み継げる家を建てたい
- 将来の売却・相続も視野に入れた価値ある住まいを目指したい
- メンテナンスの手間を最小限にしたい

松本住建が考える「高耐久住宅」
松本住建では、ただ“長くもつ家”ではなく、“長く快適に暮らせる家”をご提案しています。
- 栃木市の気候や地盤特性に合った素材選び
- 劣化しにくい工法と高精度な施工技術
- 長期優良住宅仕様にも対応可能
- 引き渡し後の定期点検・アフターサービスも充実
一棟一棟、丁寧にお客様と向き合いながら「家族が安心して年を重ねていける家」をご提案しています。

まとめ
高耐久住宅は、見た目や価格だけでは判断できない“本当の価値”を持つ住まいです。
年月が経つほどに、「この家にしてよかった」と思える安心感があります。
まずは、「長く住める家って、どんな家?」と疑問に思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
理想の暮らしを末永く支えるために、私たち松本住建が全力でサポートします。