こんにちは。栃木県栃木市で注文住宅を手がけている 松本住建 です。
私たちは、地域密着の工務店として、これまでたくさんのお客様と一緒に「理想の暮らし」を形にしてきました。家づくりは多くの人にとって初めての経験であり、大きな決断でもあります。だからこそ、不安や疑問をできる限り解消しながら、納得のいく選択をしていただくことを何より大切にしています。
今回は「注文住宅か？中古＋リフォームか？」という、多くの方が悩まれる永遠のテーマに迫ります。新築で一から自分好みに建てるのか、それとも中古物件をリノベーションして快適な住まいをつくるのか――それぞれにメリット・デメリットがあります。大切なのは、「自分たちのライフスタイルに合った選択」をすること。この記事を通じて、皆さにとって最適な住まい選びのヒントになれば嬉しいです。
まずは整理！注文住宅と中古＋リフォームの大きな違い
注文住宅の特徴
注文住宅の一番の魅力は、なんといっても「自由度の高さ」です。間取り、デザイン、素材、設備など、自分たちのこだわりを反映した“世界に一つだけの家”を建てることができます。
たとえば、共働きのご夫婦であれば、家事動線をコンパクトに設計することで、日々のストレスをぐんと減らせます。小さなお子さんがいるご家庭であれば、リビングを見渡せる対面キッチンや、リモートワークに対応した書斎スペースなど、暮らしに合わせて空間をカスタマイズできるのです。
もちろん自由度が高い分、打ち合わせも多く、予算管理も慎重に行う必要がありますが、「こだわりを詰め込んだ家に住みたい」という方にはぴったりの選択肢です。
中古住宅＋リフォームの特徴
一方、中古住宅を購入してリフォーム・リノベーションをする方法は、コストを抑えつつ、自分好みの空間にアップデートできるのが魅力です。
「新築は高くて手が届かないけど、駅近の立地や広い土地に住みたい」
そんな方には、築年数が古くても、構造や基礎がしっかりしている中古住宅を選び、性能改善を施すことで“新築以上の快適さ”を手に入れることも可能です。
たとえば、断熱リフォームで室内の寒暖差をなくしたり、耐震補強で安心の住まいにしたりと、住まいの性能をグレードアップすることで、家族の健康や安全にもつながります。
最近では「まるごと断熱・性能改善リフォーム」など、部分的ではなく住宅全体を見直す高性能リノベも注目を集めています。
注文住宅と中古＋リフォームの比較表
| 比較項目 | 注文住宅 | 中古＋リフォーム |
|---|---|---|
| 自由度 | 高い（間取り・素材など自由設計） | 制約あり。改修で一部対応可能 |
| 予算感 | 高め。仕様次第で大きく変動 | 初期費用は抑えやすい |
| 工期 | 半年〜1年以上 | 3〜6ヶ月程度 |
| 立地の選択肢 | 土地探しが必要 | 好立地の既存物件を選びやすい |
| 性能 | 断熱・耐震など最新基準を満たす | 性能向上リフォームで対応可能 |
| ローンの組み方 | 土地＋建物で住宅ローン可 | ローンの仕組みに工夫が必要 |
| 保証・アフター | 長期保証が充実 | 物件ごとに異なる（工事保証あり） |
| 資産価値 | 長期的に安定しやすい | 取得価格に対して割安なケースも |
注文住宅：理想の暮らしを1から設計できる
注文住宅の一番の魅力は、暮らし方に合わせた「自由設計」ができる点です。収納の位置や生活動線、使う素材、家事ラク動線など、すべてを自分たちのペースで選ぶことができます。
もちろんその分、打ち合わせや選択肢が多く、予算管理も大切。工務店との信頼関係を築きながら、家づくりを楽しんでいただきたいですね。
中古＋リフォーム：予算と立地のバランスを重視するなら
一方で、中古物件をリフォーム・リノベーションする方法は、立地やコストに強みがあります。築年数が経っていても、性能向上リフォームをしっかり行えば、断熱性・耐震性・耐久性を新築以上に高めることも可能です。
住みたいエリアで理想の暮らしを実現したいという方には、非常に現実的で魅力的な選択肢です。
お金のこともしっかり考えよう
住まいづくりで欠かせないのが「資金計画」です。注文住宅も中古＋リフォームも、それぞれ住宅ローンを活用できますが、制度や仕組みが少し異なります。
注文住宅の場合は、土地取得費＋建築費を合わせて借入する「つなぎ融資」などが必要になるケースがあります。一方、中古＋リフォームでは、「一体型ローン」を使えば物件購入とリフォーム費用を一本化でき、資金の流れがスムーズになります。
また、最近は省エネリフォームや長期優良住宅に関する補助金制度も充実しています。賢く活用すれば、トータルコストを大きく抑えることができますので、専門家に相談することをおすすめします。
大切なのは「どちらが合っているか」
注文住宅も、中古＋リフォームも、
どちらを選んでも、快適な暮らしを実現することは可能です。
一番大切なのは、「今の暮らし」と「これからの人生」に合っているのはどちらか、という視点です。
以下のようにイメージしてみてください。
- ✳ とことん理想を追求したい → 注文住宅
- ✳ コストやスピードを重視したい → 中古＋リフォーム
- ✳ 自分たちにフィットする選択をしたい → 両方を比較・検討！
住まいの選択＝暮らし方の選択。
家は、建てることが目的ではなく、その先にある暮らしを楽しむための手段です。
まとめ：自分たちの価値観で選ぶことが正解
注文住宅にも、中古＋リフォームにも、それぞれ魅力と可能性があります。大切なのは「どちらが正しいか」ではなく、「どちらがあなたの暮らしにフィットするか」という視点です。
どんな家に住みたいのか、どこで暮らしたいのか、どんな毎日を送りたいのか――。そんな想いをしっかり描くことが、最適な住まい選びへの第一歩になります。
私たち松本住建では、注文住宅はもちろん、中古住宅の性能改善リフォームにも力を入れています。家づくりでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に「最幸の住まい」を見つけていきましょう。
「どちらが自分たちに向いているんだろう？」と迷ったときは、ぜひお気軽にご相談ください。
