新築リフォーム家づくりは松本住建

No.45【栃木市で新築】夏の猛暑をいなす『窓』の選び方。注文住宅で検討すべき高性能サッシの種類と特徴をご紹介

こんにちは、栃木県栃木市で注文住宅や性能向上リノベーションを手がけている松本住建です。

私たちは、単に図面通りに家を建てるだけの会社ではありません。
住まいという大切な器を通じて、お客様のこれからの豊かな人生を支えること、性能だけでなく、お客様それぞれの「らしさ」をカタチにすることを何よりも大切にしている工務店です。

前回のブログ(No.44)では、2026年現在の厳しいエネルギー環境を踏まえ、街中でよく見かける『寄棟(よせむね)』屋根の盲点と、太陽光標準仕様を活かし夏の暑さを『深い軒』で自然にいなす『差し掛け(さしかけ)』『片流れ(かたながれ)』屋根の合理的ロジックについて解説しました。

しかし、どれほど屋根を高性能にし、深い軒を職人の手仕事で突き出しても、実はそれだけでは夏の猛暑から家族を守りきれない事実があります。
なぜなら、家の中に侵入する『夏の熱気の約73%』は、実は『窓(開口部)』から入ってくるからです。
どれだけ壁や屋根の断熱材を厚くしても、窓が熱を通しやすいものでは、エアコンの効きを悪くし、光熱費を跳ね上げる「夏暑い家」になってしまうのです。

栃木市で夏を快適に過ごすためには、間取りやデザインだけでなく、この熱気の侵入ルートである『窓の選び方』を科学する必要があります。
今回は、なぜ夏の猛暑の原因は窓なのかという事実から、方角ごとに窓の素材の使い分け方をお伝えします。


1. なぜ夏の猛暑の原因は「窓」なのか?事実ベースで知る熱気の侵入ルート

新興分譲地や新しい住宅街を見渡すと、家全体の窓に統一して一般的なアルミ樹脂サッシを採用しているお家を見かけることが多いことに気づくかもしれません。
「家全体の窓を全部同じ種類にしておけば間違いないだろう」と思われがちですが、実はそこには、パンフレットやカタログには決して載らない、規模の大きな住宅会社側のコスト管理や仕様統一という効率化の都合が隠されています。

しかし、太陽の方角や風の通り道を科学する「パッシブデザイン」の視点から事実をお伝えすると、家の方角(南面か、それ以外か)によって日差しの当たり方は全く異なります。
そのため、家全体の窓を同じにするのではなく、『方角ごとに最適なサッシ構造とガラスを使い分けること』こそが、最もコストパフォーマンスが高く快適な住まいをつくる正解なのです。

夏の熱気が侵入する事実(Fact)

部位熱気の侵入・流出割合(夏)事実ベースの解説
① 窓(開口部)約73%夏の猛暑の原因の7割以上は窓。枠の素材とガラスの性能で室内温度が劇的に変わる。
② 壁約7%断熱材の性能が重要だが、窓に比べれば熱の侵入割合は非常に少ない。
③ 屋根約11%直射日光を直接受けるため高性能断熱と「深い軒」が必須。
④ 床約3%最も割合が少ないが、床下の断熱施工が底冷え防止に重要。
⑤ 換気約6%換気扇からの熱気の流入。熱交換換気システムの導入が効果的。

2. 方角別に見極める!サッシ素材とガラスの最適な組み合わせ

栃木市で新築注文住宅を建てる際、毎月の電気代を減らし、かつ何十年も雨漏りや結露のない頑丈な住まいを手に入れるために、知っておくべきサッシ素材とガラスの特徴を解説します。

① 樹脂窓

枠全体が熱をほとんど伝えない「樹脂」でできた高断熱サッシです。

  • 特徴:アルミに比べて熱伝導率が約1/1000という事実があり、外の暑さや寒さを室内にほとんど通しません。フレームを極限まで細くした洗練されたデザインで、『冬の不快な結露をゼロにする』圧倒的な性能を持っています。

② アルミ樹脂複合窓

室外側に耐久性の高いアルミ、室内側に断熱性の高い樹脂を組み合わせた構造です。

  • 特徴:アルミの強度を活かしてフレームを細くできるため、大きなガラス面(開口部)をつくりやすく、直射日光によるフレームの経年劣化にも極めて強い構造です。

③ Low-E複層ガラス(ローイーガラス)

ガラスの表面に特殊な金属膜(Low-E膜)をコーティングした高機能ガラスです。

  • 特徴:夏の強い太陽熱(赤外線)を反射して室内の温度上昇を抑える「遮熱型」と、冬の室内の暖房熱を逃がさない「断熱型」があります。松本住建では、夏の猛暑対策として『Low-Eガラス』を標準的な選択として採用しています。

3. ひと目でわかる!サッシの使い分け・メリット・デメリット比較表

方角ごとの最適な窓の選び方を比較表に整理しました。以下の表部分は、そのまま貼り付けるだけでWordPress側できれいな表ブロックに自動変換されます。

設置場所・方角推奨するサッシ・ガラス仕様選ぶべき明確なロジック(メリット)見落としがちな盲点と対策
南面(リビング等)アルミ樹脂複合構造


+ Low-Eガラス | 松本住建の『深い軒』で真夏の日差しは上からカット。アルミの強度で大きな窓をつくり、明るく開放的なリビングを実現。 | 軒がないと熱が入るため、職人の手仕事で確実に『深い軒』を出す設計が絶対条件。 |
| その他の方角


(東・西・北面) | 樹脂窓


+ Low-Eガラス | 東西からの低い西日や北風を完全ブロック。熱を遮断し、『結露をゼロにして家を長持ちさせる』。 | アルミに比べてフレームがやや太くなるため、採光計画を現場で丁寧に計算する。 |


4. 松本住建の拘り。太陽光標準仕様と『南面アルミ樹脂×その他樹脂窓EW』の合理的な使い分け

私たち松本住建では、これから新築を建てられるすべてのお客様の暮らしのために、『太陽光パネルの搭載を標準仕様』としています。
買った電気に頼らず自給自足し、毎月の住宅ローン負担を実質的に減らすためです。

そして、この太陽光標準仕様とSW工法(スーパーウォール工法)の性能を最大限に引き出すために、窓の設計において『南面はアルミ樹脂複合構造、その他は樹脂窓(すべてLow-Eガラス)』という合理的な使い分けを行っています。

ロジック①:南面は「深い軒」と「アルミ樹脂複合」で開放感と遮熱を両立

南側の大きな窓は、お家の快適性を左右する一番のポイントです。松本住建では、7月8月の強烈な太陽高度を計算し、職人の手仕事で突き出した『深い軒』が直射日光を遮ります。
上からの日差しが遮られているからこそ、南面の窓には耐久性が高くフレームを補強できるアルミ樹脂複合サッシを採用できます。これにより、大きなガラス面で庭の景色や光を取り入れつつ、Low-Eガラスで熱気だけをカットする理想のリビングが完成します。

ロジック②:東西北は「樹脂窓」で西日と結露を完全にシャットアウト

一方で、軒では防ぎきれない横からの低い西日が入る東面・西面や、冬場に冷え込む北面には、断熱性能の最高峰であるLIXILの樹脂窓を配置します。
熱伝導率の極めて低い樹脂枠とLow-Eガラスのダブル効果により、夏の熱気の侵入を防ぐだけでなく、冬場の室内と屋外の温度差による「不快な結露」を完全に抑制します。柱や壁の内部が湿気で腐るのを防ぎ、お家全体の寿命を何十年も延ばす事実ベースの工夫です。


5. まとめ:松本住建の拘り。
大工の手仕事と高性能窓で100年守る快適性を造る

栃木市で新築の注文住宅を建てる際、「周りのみんながそうしているから」「全部同じサッシでいいと言われたから」という理由だけで窓を決めてしまうのは、決してスマートな選択とは言えません。

本当に賢い選択とは、お客様が手に入れた土地の方角を読み解き、『南面は深い軒とアルミ樹脂複合窓で開放感をつくり、東西北は樹脂窓EWで熱気と結露をブロックする』というように、方角ごとの役割に合わせたオーダーメイドの配置を行うことです。

私たち松本住建がご提案する窓の使い分けは、初期費用を無駄に上げず、かつ暮らし始めてからのエアコン電気代を劇的に抑えるための実用的な知恵です。
長年培ってきた大工のプライドと誠実な手仕事によって、隙間のない高気密・高断熱施工を行い、強風やゲリラ豪雨にもビクともしない耐久性を持たせています。

窓は、家の中から外の季節を感じる額縁であり、一番熱が出入りする重要な場所でもあります。
「わが家の敷地にはどんな窓の配置が一番涼しい?」
「太陽光パネルと樹脂窓で毎月の電気代はどれくらいお得になる?」など、気になる疑問があれば、どうぞ私たち松本住建にお気軽にご相談ください。
デザインの美しさと、何十年先も家族の日常を守り続ける確かな高性能を、私たちと一緒に一歩ずつ、賢くカタチにしていきましょう。


【松本住建の注文住宅・資料請求】

松本住建では、栃木市の厳しい夏と冬の気候を知り尽くした職人たちが、土地の光と風を計算し尽くしたパッシブデザインの注文住宅を手がけています。
「太陽光標準仕様で、これからの電気代に一喜一憂しない地に足のついた暮らしを送りたい」「性能も大工の手仕事の美しさも妥協したくない」という方は、ぜひ私たちの家づくりに関する詳しい資料をご請求ください。

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