めまして、こんにちは。松本です。
これからの家づくりを考えている方の参考になれば幸いです。
今回は松本住建の高耐震構造についてお話しさせていただきます。
スーパーウォール工法は、地震や台風にも強いモノコック構造
スーパーウォール工法は、壁・床・天井が一体化した箱形を構成するモノコック構造。航空機や自動車ボディの技術から発達した構造で大きな外力にも変形しにくい特徴を持ちます。住宅においては地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく、建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。

効率よく耐震性を高める壁倍率4.3倍のパネルを実現
住宅の耐震性能を高めるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。スーパーウォール工法は、高耐力の構造用パーティクルボードと断熱材を一体化し、壁倍率4.3倍を実現。壁倍率2.5倍のパネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置できます。

高耐震+制震で、余震にも安心の備えをご用意
高耐震の住まいとして、誕生以来、さまざまな地震から暮らしの安心を守り続けてきたスーパーウォールの家。そのさらなる安心・安全のために、揺れを抑える機能を取り入れた制震仕様パネルを開発。大きな地震、くり返す余震から、ご家族や大切な財産をしっかりと守ります。

建物の揺れを最大約1/2に軽減
地震による建物の揺れ幅を比較すると、非制震住宅に比べ制震住宅の揺れ幅は約2分の1。非制震住宅が約40mm変位して筋かいが折れるのに対し、制震住宅は約20mmの変位で壁紙が破れる程度という実験結果となりました。
※プランや地震の揺れによって、変形量の低減は異なります。
※1Fの層間変位の時刻歴(兵庫県南部地震の揺れの大きさの1倍・2回目)
※層間変位とは、地震の揺れによる壁の変位量
防災科学技術研究所での実物大振動実験結果より

さまざまな災害における、信頼の実績
地震大国である日本において、数々の大規模地震が発生する中で、スーパーウォールの家は、そのすぐれた耐震性能により、お住まいいただいているご家族の暮らしを守り続けてきました。また、6面体で強い外力もしっかり受け止めるモノコック構造や高い気密性能を持つことから、巨大竜巻や台風・豪雨など、風や雨の自然災害にもその強さを発揮。記憶に新しい、東日本大震災の甚大な津波災害においても、奇跡的に倒壊を免れた例があるなど、さまざまな災害に対する信頼の実績を持っています。

ここ20年の間に、甚大な被害をもたらした地震災害は、10回以上を数えます。スーパーウォールの家は、これまでもこれからも大規模地震に負けることなく、ご家族の暮らしの安心を守り続けていきます。
オーナー様が実感された災害レポート
集落が壊滅的な被害を受けた中で全半壊を逃れたスーパーウォール住宅
・建物の上を巨大竜巻が通過、周囲は倒壊する中で構造躯体は無事
2004年 新潟県中越地震
「16軒の集落で15軒が全壊・半壊する中で、ウチだけが少ない被害で済みました。国交省の方から、図面を見せて欲しいと言われました」


・記録的な大雨による災害の中で被害を最小限に食い止めた
2006年 北海道佐呂間町竜巻
「翌日には電気も復旧し、そのまま生活が続けられました。周囲の建物が倒壊する中、この程度の被害で済んでよかったです」


・記録的な大雨による災害の中で被害を最小限に食い止めた
2011年 東日本大震災
「1m以上も水が上がったのに、床の表面が濡れただけ。雑巾で拭いただけで済みました」


最後に
松本住建のモノコック構造は、地震や台風、豪雨などの自然災害に対して高い耐久性を持ち、家族の安全を確保するための最良の選択肢だといえます。
耐震等級3を標準仕様とし、SW工法や制震技術、高強度断熱パネルを採用することで、最高レベルの耐震性能を提供。快適な住環境と長期的な経済的メリットも兼ね備えております。
このブログを通じて、松本住建の耐震住宅の魅力と、その災害に強い特性について理解を深めていただければ幸いです。