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「建てる前に知っておきたい!」家の性能用語・建築用語解説シリーズ④~大工が日常で使う“現場専門用語”編~

こんにちは、栃木県栃木市で注文住宅を手がけている松本住建です。施工現場で職人さん同士が当たり前のように交わしている“隠れた専門用語”をご紹介します。お客様が耳にすると「え?どういう意味?」と感じることも多いのですが、こうした言葉には職人の知恵と経験がぎゅっと詰まっています。

目次

1. チリ

部材と部材の間にできるごくわずかなすき間。
「チリが揃っている」とは、仕上がりがきれいで精度が高い状態。見た目の美しさや日常の使い勝手に直結します。

建具のチリのイメージ
チリが揃っていると仕上がりも美しくなります。

2. カネが出てる

直角がきちんと出ている状態のこと。
家は四角が正確でなければ建付けや耐震性に影響が出ます。大工が最も神経を使う部分のひとつです。

3. サシガネ

大工の腰に差してあるL字型の定規。
角度・勾配・寸法を一つで測れる万能道具で、大工の技術の精度を支えます。

4. ケガく

木材に印や線をつける作業。
図面通りに切ったり削ったりするための基準で、仕上がりの美しさに直結します。

5. アテる

部材を仮に当てはめて確認すること。
「納まり」や「水平・垂直」を確かめる大切な工程で、失敗を防ぎ長持ちする施工に欠かせません。

6. マグサ

窓やドアの開口部の上に入れる横木。
地震や荷重から建具を守る縁の下の力持ちです。

7. ゲンノウ

大工が釘打ちや微調整に使う金づち。
手になじんだゲンノウは職人にとって一生の相棒です。

8. ホゾ・ホゾ穴

木材同士をつなぐための凸(ホゾ)と凹(ホゾ穴)。
伝統的な木造技術で、金物に頼らず強度を保つ日本ならではの工夫です。

9. 胴差し(どうざし)

柱と柱をつなぐ横材。
建物の強度を保ち、耐震性にも影響する重要な骨組みです。

10. 根太(ねだ)

床板を支えるために並べる横材。
施工精度が高いと床鳴りもなく、長く快適に暮らせます。

11. しゃくる

木材を斜めに削ったり切り欠いたりすること。
階段や屋根の細かな納まりを美しく仕上げる技です。

12. 小舞(こまい)

土壁を塗る下地として竹や木を格子状に組んだもの。
自然素材を活かした住まいで今も活躍する伝統技術です。

13. 鼻隠し(はなかくし)

屋根の端、軒先の横板。
外観の見た目を整えると同時に、雨風から家を守ります。

14. 破風板(はふいた)

屋根の妻側に取り付ける板。
雨風を防ぎながら家の印象を決めるアクセントにもなります。

15. 巾木(はばき)

床と壁の取り合い部分に取り付ける細長い板。
掃除機や家具による壁の傷を防ぎ、室内の見た目をすっきり整えます。

まとめ

いかがでしたか?
大工が日常で交わす専門用語には、家の安心・快適・長持ち・美しさを守る知恵が詰まっています。言葉の意味を知るだけで、現場見学や打合せがもっと楽しくなり、職人の仕事も身近に感じられるはずです。

松本住建では、お客様に分かりやすい言葉で現場をご案内しながら、一生安心して暮らせる家づくりを進めています。